39歳の備忘録的日記

39歳の男の思ったこと感じたこと

宮古島その2

宮古島というのは、もちろん宮古島を表してるのだが、いくつかの大きな島の総称でもある。

その島の一つ、来間島

来間島は島の約9割がサトウキビ畑で、沖縄らしい風景が広がる。島なので周りは海に囲まれ、夜は満天の星空が楽しめる。

おれはこの来間島に取り憑かれたように、ほぼ毎日通った。休日はもちろん、仕事終わりにも立ち寄ったし、ある時は夜中誰もいないビーチに水に浸かりに行ったりした。

好きな理由はわかってる。

初めて宮古島に訪れた時、来間島のある雑貨屋に立ち寄ったのだ。これから始まる、短くも濃厚であろう南国の時間の一コマ。

きらきらと輝く魅力的な南国らしい雑貨の数々。そんなわくわくするしかない状況の中、雑貨屋を出た時、ドアにあったバンブーチャイムが来間島の風で独特の音色を奏でた。

空が無限に広がり、まもなく夕暮れになりそうな時間帯。遠くにざわざわとサトウキビの葉が揺らめく音とバンブーチャイムの音色が重なる。10月ではあったが、気温はTシャツとハーフパンツで過ごしやすいぐらいだ。都会では絶対に味わえない光景と空気。羽田からわずか3時間の場所に楽園があった。

どうしようもないぐらい旅情をかけたてられ、これが宮古島なんだと、思い切り伸びをした。

 

約7年ぶりに来たこの島は、大型のリゾートホテルが出来ていたが、それ以外は大きく変わることなく、相変わらずの素敵な島だった。

これからもずっと大好きな島だ。

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