39歳の備忘録的日記

39歳の男の思ったこと感じたこと

ドリカム この街で

ドリカム。

言わずと知れたJ-POP界のスターだ。25年以上も精力的に活動をし、多くのファンがいるだろう。私も実際、ドリカムの楽曲が好きで自分の結婚式のBGMにも使った。所謂、アンチが少ないグループなのかなと個人的に思う。

タイトルの『この街で』

ドリカムが作った楽曲だ。イオンのクリスマス用にタイアップされた楽曲で、冬なのにどこかあたたかい、ポップな気持ちにさせてくれるドリカムらしいナンバーだ。

この曲が作られた時、私は本牧のイオンで働いていた。商業施設の季節感は先取りし過ぎていてクリスマスの一ヶ月ほど前から、クリスマスの雰囲気を出してくる。ハロウィンが終わると、すぐにクリスマスだ。つまり11月からもうこの曲が本牧のイオンにはかかっていた。

最初に聞いた時は、お?ドリカムだ。というなんてことない感想だった。しかし…

毎日繰り返し、かなりの頻度で流れるのだ。当たり前である。冬のキャンペーンのタイアップソングだからだ。ここで流さないでいた流す?故にすごい頻度で流れる。なんとなくぼーっとする時間があって、ふと気がつくと流れている。そうなるとどうなるか。

嫌いになる。ああ、またこの曲かよと。ボーカルの吉田氏の独特な首を横にくいくいと動かす仕草が眼に浮かぶ。ストレスまでは行かないが、うんざりするのだ。

客からも言われたことがある。「この曲、ずっときいててうざくないですか?」と。

はいと正直に答えた。うんざりだからだ。それ以上でもそれ以下でもない理由だ。

 

いつしか時が流れ、イオンで働いたことも遠くなった。つい先日、YouTubeを観ていくと何故かその曲がピックアップされてプロモと共にあらためて聴いてみる……

うん。あのまんまだ。

当たり前だが曲はそのまま。ただ、プロモは冬らしさがあって良かった。曲も思い出として美化されて普通に聴けた。歌詞にもあったがなんとなく懐かしい気持ちになった。二度とあの職場には戻りたくないけど、やっぱり思い出は美化するんだなという話。

次回はそんなクソッタレな本牧の職場でのお話です。